誰のために描くのか

昨日の記事 は、『絵』とは、誰かに見てもらうものだ、、、という前提で書きました。

私は絵を仕事にしているので、どうしても「誰かに見てもらう」「世に出す」ということを前提に考えてしまいます。

しかし、絵は、ただ描くことを楽しんだり、自分だけで満足するものであっても構わないと思います。
『描くこ』にフォーカスしているゼンタングルは特にそうで、描く工程を楽しめばいい。誰かに「嫌い」「変」「下手」と思われたって、近寄って見てもらわなくったって、全然OK。

構図がイマイチでも、タングルが小さ過ぎても、白黒のバランスが悪くても、そんなの全然関係ないんです。
自分が描いて、「楽しかった」「なんか良い」「この部分のタングルが好き!!」と、思わずニヤニヤしてしまうような、、、日記のような感覚でも良いと思います!!



今日私は、時間がなかったのですが、どうしても描きたくて1時間ほどでレジェンドのタイルを一枚描きました。
時間のないときは、レジェンドがオススメです。

トラディショナルなタイルにハイブリッドタングルスのレジェンドです。
ストリングは、分かりづらいですがHです。

※ハイブリッドタングルは、2つ以上のタングルを組み合わせること。


※私はハイブリッドとタングレーションを混同していたのですが、タングレーションとはアレンジしたタングルのこと。元のタングルに強いアレンジを加えたタングルのバリエーションのことです。


※レジェンド、とは、サイコロを振ってサイコロ表のタングルを描くことです。


今日は、『描くこと』にフォーカスしたので、全体的な印象は特に特徴ないかもしれません。
それでも、丁寧に、ゆっくり、楽しんで描けました。

まさに、自分のために描いたゼンタングル・・・ですね!!
まあ、こうして、ネットに載せてしまってるので、結果的には誰かに見せてるんですけど。

やっぱり、ゼンタングルにしろなんにしろ、描く以上は誰かに見せて反応をもらった方が楽しい。
独り言より会話の方が楽しいのと一緒です。

皆さんの作品を見るのも楽しみにしています!!

成冨史絵のゼンタングル®︎

マッシュマニア・テキスタイルデザイナー成冨史絵のゼンタングル®︎の世界

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